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イチオシ記事!
准看護師を今から取得する事について考えてみる。わたしが無資格だったら迷わず挑戦します
学生さん
いまさら准看護師ってとる意味あるの?
結論からお伝えしますと
  • 「看護がしたい!」と思うなら准看護師も非常にオススメ!学費以上のリターンは得られる
  • 可能なら正看護師(3年以上)コースがいいと思うけど、准看からステップアップもできる
  • 学費を得る方法は色々あるので心配不要

とわたしは考えています。

もなか
こんにちは、准看護師から看護師になったもなか(@monaka_nurse)です!
廃止方向に向かっている准看護師。
でもわたしはまだまだ取る価値はあると考えています。
理由を簡単にお伝えしますね^ ^

学費以上のリターンは得られる。

准看護師は求人も給料も少ない、とよく聞きますよね。
実際看護師と比べるとその通りです。
しかしそれはあくまで「看護師と比べた」場合です。
求人サイトにもハローワークにも、准看護師の求人はたくさんあります。
病院以外にも高齢者施設や障害者施設、児童に関わる現場など幅も広いです。
お給料は働く場所にもよりますが、こちらは看護師も同様です。
少なくとも無資格の状態よりは、はるかに安定したお給料と求人数になりますね。
学校は2年間なので、学費以上のリターンは期待できると思います。
働きながら通える学校が多いのも魅力の一つですね。ちなみに私の場合、費用は授業料、教科書代、実習費用や白衣などで総額約120万円かかりました。
1ヶ月にすると5万円程度、わたしにとっては安くはありませんでした。
しかし「准看護師免許の価値」を考えれば、十分に元は取ったと思っています。
そのほかに2年分の生活費が当然かかります。

ステップアップも可能 わたしも准看から保健師になりました

准看護師を勧める私ですが、もちろん看護師の方がお給料は良いし仕事の幅も広がると考えています。

そのため、学力・資金・時間などがある場合は、3年以上の看護学校を進めています。

しかし准看護師からのステップアップも十分に可能です。

集中して2年間、働きながら3年間、実務経験があれば通信制、などなど選択できるコースも複数あります^ ^

ちなみにわたしが准看護学校を選んだ理由は

  • 働きながら通える(貯金はあったけど2年間生活できるほどではなかった)
  • 看護専門学校や大学に合格する学力も無かった
  • 2年間ならお金を借りずになんとかなりそう

などです。

「最短の道が最善の道とは限らない」という言葉もあります。
実際にわたしは准看護師からコツコツ進んで楽しかったし、自分の状況では最善の道だったなぁと感じています。

学費を調達する方法も色々あります

令和の時代にも残っている最強の制度「お礼奉公」(メリットもデメリットも激しい笑)

医療の世界には通称「お礼奉公」という制度が残っています。

大雑把に説明すると「看護学校を卒業したあとは、あなた様のもとで懸命に働きます」と約束する事で、そのご主人様から学費や生活費を支給してもらえる制度です笑。

病院、診療所、介護施設をもつ社会福祉法人など色々な所が行っていますね。

お礼奉公の期間は様々ですが「支援を受けた期間と同じ期間働けば、返済不要」という所が多いようです。
フルタイムと同じくらいのお給料を支給してくれる太っ腹の所もありますが、その分お礼奉公の期間が2倍になるという罠が潜んでいる事もあります笑

お礼奉公は賛否両論分かれる制度ですね。

わたしは自由を愛する人間なので、積極的に利用したいとは思いません。

ただ、他の業界の人には「卒業後の就職先が決まっていて、お金を出してもらえる。しかも数年働けば返済不要なんて夢のようじゃないか!」と言われてしまうかもしれませんね!

金銭的に余裕のない場合にも、看護師免許取得につながる心強い制度である事は間違いありません。

普通の奨学金も

看護業界独特の制度だけでなく、専門学校や大学向けの奨学金もいいですね。場合によっては上記と併用も可能です。
ただ、奨学金って意外と金利が高かったりするんですよねー。投資家目線だと、あまり利用したくないかも…笑

親兄弟から借りてもいいじゃない。一生仕事に困らないのだから(楽な仕事とはいいませんが笑)

もういっそのこと、ここまで視野を広げていいと思います。

ギャンブルや豪遊などの浪費による借金は勧められませんが、看護師免許取得のための借金は「良い借金」といえるでしょう。

看護師免許は、家族の健康や生活を守ることにつながる可能性もあります。
自分だけでなくみんなのために、家族に支援をしてもらい挑戦するのも良いかもしれませんね。

学んでいるのに国からお金をいただける「教育訓練給付制度」

社会人から看護学生になる場合、一番おすすめしたい制度はこちらです。雇用保険が関わる制度ですね。

教育訓練給付金とは

働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とし、教育訓練受講に支払った費用の一部が支給されるものです。
また、初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する方で、受講開始時に45歳未満など一定の要件を満たす方が、訓練期間中、失業状態にある場合に訓練受講をさらに支援するため、「教育訓練支援給付金」が支給されます。

厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html


詳細は厚生労働省のホームページを参照して頂きたいのですが、すごーくざっくり言うと
・学費の補助がある(返済不要)
・学校に通っている間、給付金がある(失業手当のような感じ)
という最強の制度なんです。

もなか

「お給料をもらいながら学校に通えて、学費も安くなる!」という夢のような制度!!

注意点としては

  • 誰でも使えるわけではない(雇用保険など、いろいろな条件がある)
  • 事前に色々と手続きが必要
  • 全ての学校で行っているわけではない

などなど、対象になるのは簡単ではありませんが非常にお勧めな制度です。

今は条件に該当していない方でも「次の受験に向けて、教育訓練の対象となる働き方をしておく」のもアリかもしれませんね。

雇用保険を活用した制度は色々な種類があるので、ぜひ調べてみてください!

わたしも看護学校の2年課程(准看護師免許を持つ人が看護師免許を取る課程)で利用しました。
おかげで2年間お金の心配をすることなく学業に専念する事ができました、ありがとうニッポン。

その分卒業後に馬車馬のように働き、国への恩返しもしっかり出来たと思い込んでいます笑

おわりに

准看護師のメリットを色々とお伝えしましたが、日本にとっても大きな助けになると考えています。

少子高齢化だし、看護職員が増えてくれたらわたしもうれしいなあ。

准看学校は確かに減少しています。

しかも2023年度で閉校が決まっている学校もいくつかあります。

とは言うもののまだまだ学校は多く、2022年9月30日時点では全国に182校もあります。

 

もなか
気になっている方は、ぜひ挑戦をおすすめします!
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
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