おはようございます、もなかです。
わたくし看護師免許を取った後は「これで家族が病気になっても看護で助けてあげられる!」と嬉しく感じていました。
でも実際のところ、1番役にたったのは看護技術ではなく社会保障制度の知識(国のお得な制度の知識)でした。
以下はわたしの実体験です。
看護師になってから数年後、わたしのじーちゃんが体調不良で看護が必要な状態となりました。
「ようやく私の出番が来たか!」とじーちゃんの看護に燃えていましたが、実際は仕事があるのでいつでも看護ができるわけではありません。
夜勤をしていたので疲れもあったし、病院とは環境が違う家での看護は想像以上に難しく感じました。
結局私の母がしばらく仕事を休んでじーちゃんを看ることになりました。
そのため「あんまり力になれなかったなぁ」とがっかりのわたくし。
そんな時に母親が「有給あとどのぐらい残ってるかな、いつまで休めるのかな」と悩んでいたので、看護学校で習っていた「介護休業」の制度を紹介。
現在は広く知られている制度ですが、当時はあまり一般的ではありませんでした。
この制度なら最大約3か月仕事を休むことが出来ます。
条件を満たせば介護休業給付金も支給されてとってもお得。
母も制度を利用できる事になりました。
自分が直接看護を出来なくて落ち込んでいた私に母が「制度を教えてくれてありがとう。使わなくても仕事は休めたかもしれないけど、有給や収入は減って不安になってたかも。制度を使うと使わないじゃ全然違うよ。」と話してくれました。
「直接助けなくても家族の力になれるのかぁ」となんだかとても嬉しくなりました。
もちろん看護技術も大切なスキルですが、自分では強みと思っていない事が人の役に立つこともあるんですね。
個人の体験談でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。