こんにちは、30代でFIRE達成した「生涯現役放送大学生」のもなか(@monaka_nurse)です!
2022年3月に無事放送大学を卒業し、学士を取得したわたくし。
次なる勉強道楽は「放送大学大学院」に決めました。
放送大学大学院は
- 通信制なので、時間や場所に縛られにくい
- 学費が安い(卒業までに46万6千円)
- まずは入学試験の無い「修士選科生」などで入学し、単位を積み上げておく事も可能
などのメリットがあります。(その他のメリットは詳細は後述します)
今回は「放送大学大学院」に挑戦中のわたしが、修士取得までの流れや実体験をお伝えします^ ^
この記事の目次 クリック出来ます
放送大学大学院で修士を取得する流れ
修士の学位を取得するには、以下の2つを達成する必要があります(ざっくりですが^ ^)
- 所定の単位を取得する
- 修士全科生で入学し「研究指導」を受けて論文を提出→口頭試問に合格する。
ここにある「研究指導」がとっても大変らしいのです。
「研究指導」は2年間論文作成の指導を受け、2年次末に修士論文を提出し口頭試問に挑戦します。
この2年間はレポート作成、報告会、修士論文の中間報告などなど大忙し。
その他の科目の単位も取得する必要があります。
しかも「修士全科生」になるための入学試験がとっても難しいのです。
一次選考は筆記試験。わたしの苦手な英文問題もたくさん出るようです^^;
論文を書くには英語力が重要らしいので、このあたりの力が見られているのですね。
この一次選考に合格後、ようやく2次選考の面接に挑戦できます。
過去問を見てみたのですが
と絶望したわたくし笑
しかしながら公式ホームページの学長からのメッセージには「修士全科生じゃなくても単位の履修はできますよー。まずはそちらから挑戦してみたらー?」と紹介されています(わたしの解釈です笑)。
https://www.ouj.ac.jp/gakuin/about/message/
具体的には…
- 入学試験の無い「修士選科生」などで入学し「所定の単位を取得する」
- 単位を取りながら入学試験の勉強をして、修士全科生に挑戦!
という流れです。
わたしも英語力を上げるには時間ががかるし、入学後に研究をしながら単位を積み上げる事に不安があります。
そのため「まずは修士選科生で入学し所定の単位の取得を目指す!」というルートをとる事にしました。
ちなみに修得すべき最低必要単位数は30単位です。
内訳は
- 研究指導:8 単位(こちらは修士全科生にならないと受けられません)
- 所属プログラム:8単位
- その他14単位
となっています。
研究指導以外にも修士全科生でないと受験できない科目もあります。
事前に取得する単位数は、30単位から研究指導を抜いた22単位が目安でしょうか。
わたしは所属プログラムや研究テーマが全く決まってないので、まずは半分の14〜16単位取得を目指すこととしました^ ^
費用
放送大学大学院からは、費用の合計は46万6千円と紹介されています(2022年9月現在)
内訳
- 入学料:4万8千円
- 授業料:24万2千円
- 研究指導料:17万6千円
その他に修士全科生出願検定料:3万円(入学試験料のようなもの)もかかりますね。
わたしが卒業した放送大学も、ほぼパンフレット通りの費用しかかかりませんでした。
学校や専門学校は隠れコスト(隠しコスト⁉︎)がけっこう多いのですが、放送大学は良心的ですね^ ^
ちなみにパンフレットには、参考として「国立大学の費用」が記載されていました(入学料約28万円+授業料約107万=合計約135万)。
「放送大学はとってもお得ですよー!!」とアピールしているように感じちゃいますね笑
ただし前もって単位を取得する作戦の場合は「修士選科生」など別の分類で入学する事になります。
その際に入学金がかかるので、合計すると50万円はちょっと超えちゃいそうですね。でもやすい。
ここまで、放送大学大学院について非常にざっくり説明してみました。
修士を目指さず、修士選科生などで学びたい科目だけを自由に履修する道もあります(さいこうの勉強道楽)
詳しく知りたくなった方はぜひ公式ホームページをご覧ください。
https://www.ouj.ac.jp/gakuin/about/
わたしの実体験(現在挑戦中!!)
ここからは私の実体験をご紹介します!
入学前に考えたこと
放送大学卒業後、どのように勉強を楽しもうか迷っていたわたくし。
他の大学、放送大学2周目、看護系大学院、などなど迷った結果放送大学大学院を選択しました。
わたしが放送大学大学院を選んだ理由は
- 研究をしてみたい!(でもテーマなどは浮かんでない笑 スミマセン)
- 長い人生を考えると、修士も取っておきたい(可能性が広がる)
- 通信制なので、時間や場所に縛られにくい
- 学費が安い(卒業までに46万6千円)
- 最初に単位を積み上げてあとは研究に集中できる
- 看護教員への道も開かれる
などです。
詳しくはこちら^ ^
放送大学大学院に申し込んでみる
まずは単位を積み上げる作戦のため、入学試験のない「修士選科生」で申し込みをしました。
スマホ一つで申込完了できます(でもパソコンやタブレットの方がやりやすい)。
一気に7科目(14単位)を申し込みました。
看護教員への道も開拓するため、教育系などの科目にも挑戦!。
選んだ科目は以下の通りです。
生活健康化学プログラム
- 生活リスクマネジメント(’17)
- ヘルスリサーチの方法論(’19)
人間発達科学プログラム
- 海外の教育改革(’21)
- 教育文化の社会学(’17)
臨床心理学プログラム
- 教育心理学特論(’18)
- 学校臨床心理学特論(’21)
- 臨床心理地域援助特論(’21)
大学院に入って初の試験はWeb受験方式
放送大学の試験には慣れていますが、Web受験方式は初めてでした。
自宅で50分間制限のなか受験。
試験のルールで「持ち込みアリ(教科書やノートを見てOK)」だったので、教科書を活用しながら試験を解きました。
後日結果が届き、無事に全ての教科で合格することができました!
これで14単位取得です^ ^
放送大学より大学院のほうが、やっぱりちょっと難易度が高く感じましたね。
でも意外と行けちゃうようです、やっぱり何事も思い切って挑戦が大切と実感^ ^
2学期は履修せず。
研究指導以外に必要な単位は残8単位(4科目)になりました。
「アカデミック・スキルズ」という科目は履修を推奨されているので、自由に選ぶのは残6単位(3科目)ですね。
2学期に残りの単位を取得しても良いのですが、わたしは所属プログラムや研究テーマが決まっていません。
そのため、残りは全科履修生に合格した後に履修しようと思います。
「それなら半年間の修士科目生でよかったんじゃないの??」と言われてしまいそうですね。
しかしながら1年間の修士選科生であれば、試験に不合格だった場合2学期目に無料で再試験が受けられます。
履修しなくても放送授業は楽しめるし、費用も4千円しか変わりません。
これらの理由から、わたしは修士選科生を選択して良かったと感じています。
今後は修士全科生に向けての準備を頑張ります^ ^
修士全科生に向けて修行!(イマココ)
修士の学位を取得するには「修士全科生」で入学する必要があります。
入学試験を突破するには、英語力は必須ですね。
さらにわたしは研究テーマが決まっていません。
そのため今後は
- 英語力
- 研究の基礎知識
の二つの修行が必要です。
ひとまず放送大学に戻り二周目を楽しみながら、いずれ修士全科生に挑戦したいと思います^ ^
これまでにかかった実際の費用
わたしがこれまでに支払った実際の費用は
- 修士選科生 入学料 1万8千円
- 授業料 15万4千円(7科目14単位)
合計17万2千円です。
今後の費用は
- 修士全科生出願検定料 3万円
- 入学料4万8千円
- 研究指導料 17万6千円
- 授業料 8万8千円(残りの8単位のみ取得した場合)
計34万2千円がかかる予定です。
追加で単位を取ったり、研究指導で不合格になったりすると追加で費用が発生します(1年間再履修し8万8千円かかる^^;)
今までかかった費用と今後かかる費用を合計すると49万6千円です。
でも多少オーバーしても、十分にお得だと感じちゃいますね。
道のりはかなり険しそうですが、楽しみながら挑戦していきたいと思います!
今後も体験談をご紹介していきますね、またぜひ遊びに来てください^ ^
ありがとうございました!